「白隠慧鶴 緋達磨」意匠図

「白隠慧鶴 緋達磨」意匠図

制作/意匠紋様師 三上 謹治

平成28年度 今日の名工展 京都府伝統産業優秀技術者作品展出品作品

縦2m近く紙を張り継ぎ、バックは墨で塗りつぶされている。色は墨と朱しか用いていないが、不思議と濃厚な色調が見える。「直指、人心、見性、成佛」の8文字。白隠和尚の81歳前後の作と見られる『緋達磨』の図です。これを意匠図にしてみました。

意匠紋様師とは
「紋意匠図」は西陣織を製織するための設計図。卦紙という一種の方眼紙へ現物の図案を引きのばして色別に書き直したもの。方眼紙の折の一コマが経糸、緯糸の一本にあたる。西陣織の数ある工程の中でも企画機能と生産工程を統括する重要な「紋意匠図」を制作するのが意匠家(または意匠紋様師)と呼ばれる技術者。

三上さんは現在80歳。約64年に亘りこのお仕事をされています。お話しているととても元気な声が返ってきます。

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